爪先(そうせん)
爪先は、英語では「free edge(フリーエッジ)」と言う。
爪の一番先端の白くなっている部分の名称です。
爪先の読み方
爪先は「つまさき」とも読みます。
「つまさき」は、日常用語で「爪先立ち」と言うように足の爪を想像することが多いですが、広辞苑には「①足の指の先。②手の指の先。」と手足両方で定義されています。
医学の世界では別名、爪甲遊離縁(そうこうゆうりえん)とも呼ばれます。
爪先の特徴
爪甲が伸びて、爪床から離れ指先に飛び出している部分です。
爪甲は伸長方向である先端付近まで伸びて来ると、皮膚との接着性を失ってしまうため、指先から飛び出します。
飛び出した結果、爪床から水分を受けることができなくなるため、水分含有量が減少して乾燥し、硬く白くなっています
アスリートネイルから見た爪先
爪先の乾燥が進むと、すぐに二枚爪や割れ、剥がれにつながっていきます。
爪は三層構造でできていて、上から縦、横、縦に繊維が走っています。乾燥するとこの層と層の間に隙間ができてしまい、層ごとに分かれることで二枚爪が起こります。
また、水分がなくなることで柔軟性がなくなるため、外的衝撃から割れが起きやすくなります。野球のピッチャーは、投球時に衝撃が加わるので、爪割れに悩まされている選手は多いです。
爪先は負荷点(ストレスポイント)にも接している為、衝撃のダメージが集まりやすく、爪の形を整えることとしっかり保湿することで爪のコンディションを整えることが安定したスポーツパフォーマンスアップに求められます。
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