チェック2「爪の形は、円を描くように丸く切る」のは、NG!

前回の内容、いかがでしたでしょうか?

爪は白い部分を全部切らず、形はスクエアオフに整えることが、スポーツにとって良い

とお話しました。

ただ、スポーツする上で、爪の形は根元に平行にしないといけないのか?という疑問が残ったので、早速解説していきますね。

それでは、今回のコーチングです。

なぜ、爪が丸いとスポーツに不適切なのか?

まず多くの方が爪切りをした時に、爪を丸く整えていると思います。前回お話した指の輪郭に沿って爪を整えると、自然と丸くなるはずです。

しかし、スポーツシーンではそうせずに、スクエアオフに整えることを強くオススメします。

その理由は、2つ。
怪我に強い爪の形を作るためであり、スポーツパフォーマンスを最大限に発揮できる形だからです。

順番に図説しましょう。また爪の名称の図も貼っておきますので、併せて見てみてください。

爪の構造と各部位の名称
爪の構造と各部位の名称

今回の特典のチェックリストでは、一言コメントで、こう伝えていました。

衝撃や摩擦、圧迫があった際、爪が丸いと面でなく点で負荷が集中するので折れやすい

「点で負荷が集中する」とは、どういうことでしょうか?

爪には負荷点(ストレスポイント)という部位があります。

その名前の通り、爪の中で最も負荷が集まる場所で、図の部分です。

どうしてここに負荷が集中するのでしょう?

ちょっと自分の爪を見ながら聞いてください。

ストレスポイントから爪の付け根に向かって爪は 爪床 で密着しています。しかし、爪はストレスポイントから 爪先 は皮膚と密着していません。

そのため 爪先 は上下左右といろんな方向からの力を受け、このストレスポイントが支点となって、てこの原理が働きます。

つまり、爪がたわんだり、曲がったりします。

爪の両端の白とピンクの境目が負荷点

野球のピッチャーがよく悩まされる爪の割れや亀裂はこの ストレスポイント から横方向に亀裂が入ることが本当に多いです。ボールリリース時にボールと爪が擦れた、または爪の形が適切でないために指の腹からの力に耐えられなかった、という具合です。

ここで2つのイラストを見比べて考えましょう。

ストレスポイントが丸い
ストレスポイントが直線

爪の形が丸いと、外からの摩擦、圧迫、衝撃に対して、面で受け止められません。そのため、外的衝撃の力が集中してダメージが大きくなり爪割れ、亀裂、爪欠けにつながってしますのです。

サマリー:爪を丸く切るのがNGの理由

  1. ストレスポイントを起点に、爪にダメージを受けやすくなるから
  2. 爪の構造上の弱点を補う形ではないから

スポーツパフォーマンスを発揮できるスクエアオフのメリット

では、逆にスポーツパフォーマンスを発揮できるスクエアオフとは、何が良いのでしょうか?

今日は、爪の形とスポーツについて、ものすごく大事なキーワードをお伝えします。

スポーツに最適な爪とは、このキーワードがすべてです。このために爪の形を整え、爪に良い栄養を摂取し、爪を強くする、と言っても過言ではありません。

そのキーワードは「爪圧」(そうあつ)です。

でも、爪圧って聞き慣れない言葉ですよね。一体何なのでしょうか?

下の図は、私がよくプロ選手向けに解説する図ですが、これを使って説明しましょう。

爪圧とは、指の腹から加わった力を爪が受け止め、跳ね返す力

人は、掴む・投げる・走る・踏ん張る時は指の腹に力が加わりますが、その力を跳ね返すことによりうまくものを捉えることができます。

この力のことを「爪圧」と言います。

歩くときは足の指で地面をつかむようにして歩いています。普段特に意識はしませんが、無意識に爪の働きにより体を支え安定させているのです。

あらゆるスポーツに通じる、走る、跳ぶ、投げる、打つと言った基本動作は、全身の筋力とバネを体の末端まで伝え、指先から放たれることで力強いプレーを生みます。

例えば、野球でボールを投げる、サッカーやバスケでシュートを打つ、陸上で蹴り出す、などですね。

つまり、スポーツパフォーマンスを最後に決定づける指先の爪圧を最大限に高めることが、スポーツパフォーマンスを発揮するためにとても重要なのです。

先程の爪のイラストを例にとり、もう少し詳しく説明しましょう。

爪の形は左から、スクエアオフ、深爪、バイアス切りと言います。

爪の形と爪圧のかかり方

注目したいのは、ピンクのアミ掛けした部分です。この部分は爪圧がかけられないことが分かりますでしょうか?

理由は、ピンクの部分には爪がないからですね。

スポーツにとってこれがどういう状態かというと…、

せっかく全身の力を指先に集めてきたのに、指先で爪圧がかけられず、パワーロスをしていることになります。

極端な例を挙げると、魚肉ソーセージをお箸のように使い、ビー玉を持ち上げられるでしょうか?きっと相当苦労するはずです。

しかし、普通のお箸なら持ち上げられます。ビー玉を挟む先端部分が硬くて、力を受け止められるからですよね。魚肉ソーセージは柔らかくて、挟む力が逃げてしまっているのです。

これと同じことが、爪の形によって指先で起こっています。これは手も足も同じです。

サマリー:スポーツにスクエアオフが良い理由

  1. 爪の両縁は直線で整えると、力を面で受け止め、耐衝撃性が強くなる
  2. 何よりもスポーツパフォーマンスを最大限に高める形だから

今回は、スクエアオフが爪圧を最大限に高め、スポーツに最適という大変重要なことを、その理由とともに紹介しました。

次回は、スクエアオフに整える正しい爪切りにやり方についてお話します!ぜひ楽しみにしていてください。

>『9割の人が知らない爪切り爪ケアの7つの間違い』チェックリストを無料ダウンロードする

『9割の人が知らない爪切り爪ケアの7つの間違い』チェックリストを無料ダウンロードする


スポーツする上でアスリートに欠かせない爪!
爪がなければ、掴む、投げる、走る、跳ぶことすらできない。
全身の力が集まる指先の爪ケアは、望むプレーを叶えます。

これは、アスリートの爪のコンディショニングを支援してきたノウハウと生の声を詰め、スポーツ専用に最適化した「爪ケアの基本チェックリスト」です。

- 爪はアスリートの生命線 -
コロナで自宅ケアの今こそ、爪を見直し自身のパフォーマンスをコントロールしましょう

『 LINE 友だち追加 』で爪ケアのチェックリストを無料プレゼント!

友だち追加

CTR IMG