【解説まとめ】爪の縦シワ・爪甲縦条は加齢と乾燥が原因?爪の縦筋を防ぐ3つのおすすめ予防ケア

画像引用:公益社団法人日本皮膚科学会

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爪に出てくるうっすらとした縦筋のような線模様。指で触ってみると、カクカクと少し角ばった感じがして心配になりますよね?

でも安心してください。爪の縦筋は病気でもコンディショニング不調でもありません。そして、爪の縦筋に悩んでいるのは、あなただけではありません。

これは爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)と言って、誰にでも見られるものなのです。

それでは、爪甲縦条とは一体何なのか?なぜ出てくるのでしょうか?その原因と予防方法について解説します。

この記事はこんなことを書いています

  • 爪甲縦条(爪の縦筋、縦線)が出てくる原因
  • 爪甲縦条を予防する日常のケアの方法
  • 爪の縦線と横線の違い

爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)とは

爪甲縦条は、爪の表面に現れる縦の筋線です。誰にでも見られます。

爪は三層から成っていて、私たちが直接見る一番上の層は縦方向に繊維が走っています。これが顕著に見られるか、目立たないかの差で、爪甲縦条かどうかが分かれるのです。

ちなみに、爪の真ん中の層は横方向、一番下の皮膚にくっついている層は縦方向に走っています。

爪甲縦条は病気のサイン!?

爪は健康のバロメーターと言われますが、爪甲縦条だからと言って、何か病気のサインということはありません。いたって健康な状態でも見られるものです。

爪甲縦条になりやすいスポーツ

特別なりやすいスポーツはありませんが、例えば、滑り止めに炭酸マグネシウムを使用するなど極度に手足の指が乾燥するスポーツは注意した方が良いです。

  • 体操
  • 投擲競技
  • その他、乾燥状態を招くスポーツ

爪甲縦条の症状

爪甲縦条は、痛みや痒みなどの自覚症状はありません。爪の色も変わりませんので、なかなか自分では気付きにくいものです。

爪甲縦条は、爪の表面に縦の筋線が見られる症状ですが、見分けるには爪を光にかざしてみると判別しやすいので試してみるのがおすすめ。

10代や20代は爪の表面が滑らかな曲線なので、爪に反射した光はなだらかな曲面の反射光が見られますが、40代や50代と爪甲縦条が目立ってくる年齢になると、光の反射が縦の短冊状に面で光ってきます。

縦筋の爪甲縦条と、横筋の爪甲横溝

爪甲縦条は、手や足の爪に縦方向に筋や線が見られる状態ですが、爪には横方向に線や溝が入る場合があります。これは 爪甲横溝(おうこう)と言ってまた別の症状です。爪を作る 爪母 にダメージが加わるなどで爪の成長が阻害された時に見られます。

爪の症状名症状原因
爪甲縦条爪の表面に出る縦方向の筋や線爪の老化
エイジング
乾燥
爪甲横溝爪の表面に出る横方向の溝や線爪母や爪の根元へのダメージ
栄養不良

爪甲縦条の主な原因

爪甲縦条の主な原因は、大きく3つ。爪の老化(エイジング)と乾燥、そして栄養状態や生活習慣の乱れによる内的要因です。

①爪の老化(エイジング)による爪甲縦条

爪甲縦条のほとんどの原因は、老化(エイジング)です。

実際、10代や20代では、爪甲縦条はほとんど目立ちません。しかし、加齢とともに爪甲の表面に筋や線などが目立つようになってきて、40代頃からは肉眼でもすぐ分かるようになってきます。さらに、50代頃になると程度が強まっていき、爪甲縦条の筋や線の具合もましていきます。

なぜ、歳をとると爪甲縦条が目立つようになるのでしょうか?

それは、爪の水分保持力に関係がありました。

爪は皮膚の付属器官なので、歳をとってくると徐々に水分保持力が失われていきます。爪には通常約12〜16%の水分が含まれており、爪床(=皮膚)から常時水分が供給されていますが、爪床の水分が少なくなると爪が受け取る水分量も少なくなりますよね。

歳をとると爪が硬く分厚くなってくるのも、この水分に大きな影響を受けているのです。

②乾燥による爪甲縦条

二番目の原因は、乾燥です。

特に冬になり空気が乾燥すると、爪も肌と同じように乾燥します。爪の水分量が少なくなるという点では、老化(エイジング)も乾燥も同じですね。

爪は水分量が少なくなると、爪の繊維方向(=爪の一番外側の層)に沿って筋や線が目立つようになってきます。季節を問わず乾燥肌の人は、このような筋や線が出やすくなるので、しっかりとケアをして注意しましょう。

③体の内的要因による爪甲縦条

三つ目の原因は、栄養状態や生活習慣、心理状態などの体の内的要因です。

20代や30代など比較的に若い人でも、爪甲縦条が見られる場合は、これが原因の可能性があります。体のコンディションの状態を見直してみることが、とても大切。

例えば、偏食やダイエットなどにより栄養バランスの偏りはありませんか?

爪を作るには、主成分のケラチン(タンパク質)の他、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、ビタミンBなどをバランスよく摂取することが重要です。

中でも亜鉛不足は、爪甲縦条が現れがち。亜鉛は体内での蓄積が少ない上に、スポーツによる発汗でもどんどん失われていきます。

また、爪を作る 爪母 に栄養を潤沢に含む血液を送ることも見逃せないポイント。ドロドロ血液で血液循環が悪い人は、爪甲縦条が見られやすくなります。

その他、高熱が出た時、生活習慣の乱れ、ストレス、胃腸の衰えなど、体の内側の多くの影響を受けます。

いずれも共通して言えるのは、爪にしっかりと栄養素が行き届けることです。栄養素の偏りや不足は、爪に筋や線が出てくるきっかけとなりますので、生活を見直しましょう。

爪甲縦条の注意事項

爪甲縦条の原因を見てきましたが、生活にネイルケアを取り入れることで症状を抑えることができます。加齢や体質的にもともと爪が薄くて弱いなど生理的な原因もネイルケアでカバーすることができるので、気温や湿度の変化に注意をしながら、積極的にネイルケアをしていきましょう。

爪の表面を削るのはNG

爪甲縦条で目立った爪の表面の縦筋は、目の細かい爪やすりで磨くと爪の表面が滑らかな曲面になります。しかし、爪は削らないでください。

アスリートにとって爪を削ることは、爪圧 が低下するリスクを抱えることと同義です。日常生活に影響がなくても、爪が薄くなることには変わりありません。爪が薄くなると爪割れが起きやすくなってしまい、スポーツパフォーマンスに支障が出てしまいます。

これだけは必ず注意したい黒い筋のメラノーマ

爪甲縦条は、爪の色に変化がないと解説しましたが、もし爪に黒い筋や線が現れたら、一度病院に行くことをおすすめします。

なぜなら、メラノーマという悪性黒色腫である可能性があるからです。悪性黒色腫とは、悪性な皮膚癌の一種です。

メラノーマは、上の写真のような黒い線が現れます。

しかし、このような状態が見られたからと言って、すべてが悪性の皮膚癌ではありません。同様な外見が見られる症状に、爪のほくろと言われる症状があるからです。

爪のほくろは、爪母 にメラニン色素が沈着して、爪に黒い筋や線が出てくる症状。この場合は良性であり、健康上の問題は特にありません。

アスリートは、トレーニングや練習を屋外ですることもあるでしょう。その分、日光を浴びている時間が長いので、メラノーマにしても爪のほくろにしても、どちらも現れる可能性があります。だからこそ、病院でしっかりと見極めてもらいましょう。

爪甲縦条の予防方法

爪甲縦条を予防するには、解説した3つの原因を取り除きましょう。いずれもセルフケアでできる範囲ですので、ぜひマスターしたいところです。

おすすめ予防法は、爪の保湿と栄養改善、睡眠

老化(エイジング)にしても乾燥にしても、爪の水分量が少なくなることで起こるのが分かりました。ですので、爪甲縦条を予防するには爪の保湿が重要。

ネイルエッセンス(栄養剤)でたっぷりと爪に栄養と水分を行き届け、ネイルオイル(保湿剤)を使って潤いヴェールで蓋をする。爪の水分保持を助けることで、爪甲縦条は目立ちにくくなります。その際、爪とその周りの皮膚をマッサージしながら擦り込むと爪周りの血液循環が良くなり、乾燥も防ぐことができます。

あとは、規則正しい生活でコンディションを整えることは地味だけどとても大切。コンディションが整うと体の状態は良くなり、一緒に爪も改善していきます。

具体的な方法としては、栄養バランスの取れた食事です。たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラル、またコラーゲンを摂取するのも良いでしょう。血液循環を良くし、爪に必要な栄養素をたっぷりと届けましょう。

そして、質の高い睡眠は爪の成長を助けます。成長ホルモンが出るゴールデンタイムを意識し、たっぷりと質の良い睡眠を取ることで精神的なストレスを解消し、爪が育つ環境ができあがるのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • 爪甲縦条は、加齢などによって爪の表面に縦方向に筋や線が出てくる
  • 爪甲縦条は、病気の兆候ではない
  • 爪甲縦条を予防するには、爪の保湿と栄養バランス、生活習慣が大切
  • もし黒い筋が出てきたら、医師の診断を受けた方が良い

爪甲縦条は、加齢とともに目立つことから若いアスリートにとっては、無縁と思われがちですが、体を酷使するアスリートは、一般の人に比べて体の酸化が進みエイジングしやすい職業です。

選手生命を長く保つには、若い頃からの爪のケアを心がけ、強く丈夫な爪をキープすることが求められます。爪のコンディショニングを整え、怪我の受傷歴をつくらないようにしましょう。

爪の各部位の名称や機能については、以下の記事をご覧ください。

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